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寝たきりで、離床機会を増やしたい

座位が取れることで、身体の調子が向上?

脳梗塞の後遺症で片麻痺によりADLが低下すると、
残念ながら寝たきり状態の生活になる場合があります。

寝たきり状態が長く続くことで、
・筋力低下
・拘縮(関節運動が制限された状態)
・便秘
等の症状が発生する場合があります。
(症状には個人差があり、上記は一例です)

フレアスでは、こういった方に向けて以下のように対応いたします。

【マッサージ】全身の循環改善マッサージ
【機能訓練】座位推奨
【介入頻度】週3~4回
【介入期間目安】1カ月~継続しての介入
(症例のため、身体状況によって異なります)
(出典 フレアスだより8月号)

座位をとることで、
・抗重力筋に作用し長期臥床(がしょう)による筋緊張が緩和
・内臓諸器官が正しい位置に戻り、心肺機能の維持拡大、視野拡大に繋がる
といった効果が期待できます。

また、股関節の開排・膝屈曲拘縮があると、おむつ交換時の介護が大変になるため、
その介護負担量の軽減のため、マッサージと可動域訓練を行います。

当然ながら、麻痺による緊張をマッサージで緩和してから可動域訓練に入っていき、
身体への負担を最小限にした施術を行います。

寝たきり状態が続いているという方や、そうならないための予防について、
ご興味のある方は、お気軽にフレアス宇治施術所までご相談ください。
出典 フレアアスだより7月号

2023年09月15日