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車より歩行中の事故の方が多い?

歩行中の方が事故が多いんです!

高齢者の交通事故というと「高齢ドライバー」の事故がニュースで取り上げられることも多いですが、
2023年の交通事故死者数では、高齢者の交通事故死者数のうち
「46.9%」が歩行中の事故となっています。
過去3年の数値を見ても一定の構成比を示しており、約半数は歩行者における事故であると言える状況です。

歩行者の人的要因として、
①安全確認不十分
②相手の速度感覚を誤った
③判断誤り
④健康状態不良
の4つが挙げられます
写真

65歳以上の交通事故【状態別】死者数

交通事故を防止する為のポイントをお伝えします!

こうした人的要因による事故を防止するためのポイントをお伝えいたします。

STEP.1
道路を横断する時は、「横断歩道」を!
信号点滅時は横断せず、青信号になるまで待ちましょう。
横断歩道以外での場所で横断して自動車やバイク、自転車とぶつかる交通事故が多発しています。
急いでいても、近くの「横断歩道」を利用するようにしましょう。

STREP.2
横断歩道では「手で合図・安全確認」を実践しましょう。
信号機のない横断歩道では、
1.手を挙げるなどのハンドサイン(合図)をして、ドライバーに横断する意思を明確に伝える。
2.左右の安全を確認後、横断を始める。
3.ドライバーに感謝の気持ちを伝える。

STEP.3
車の直前・直後の横断はやめましょう。車には「死角」(見えない部分)があります。
その為、運転者が歩行者の存在に全く気付かない場合がありますので、
停止又は駐車している車の直前の横断はやめましょう。
また、停車中の車の脇から、バイクや自転車が追い越してくるかもしれないので、十分に気を付けましょう。

(「フレアスだより 4月号」より)

いずれのポイントも当たり前の事ですよね。
結局は、きちんと交通ルールやマナーを守る事が、自分自身の身を守る事になるということです。
ちょっとくらいなら、これくらいならという気が緩んだ時に事故は起こってしまうものです。

安全で明るい日々を過ごすためにも、十分に気を付けてが外出を楽しみたいものですね。

フレアス在宅マッサージ・鍼灸宇治施術所
村上潤平
2025年04月30日