ブログ

認知症リスクが3割増!?その理由とは?

脳卒中や心筋梗塞等発症した方の「配偶者」は要注意!

令和6年10月8日付 京都新聞朝刊に、
「心血管疾患 夫婦どちらか発症 配偶者の認知症リスクが3割増」
というタイトルの記事が記載されていました。

これは、京都大医学研究科などの研究グループが発表した内容で、
夫妻どちらか一方が、脳卒中や心筋梗塞などの心血管疾患を患った場合、
その配偶者が認知症と診断を受けた夫妻が、32%多かったというものです。

原因は、「心血管疾患発症で配偶者が突然亡くなるショックや、
配偶者が死に至らなくても後遺症が残り、継続的なケアを迫られる負担の重さが、
認知機能の低下につながっているのではないか」と分析されていました。

しかも、この3割増というのは、性別や年齢に関係なかったそうです。

訪問マッサージができる役割

心血管疾患の後遺症、特に脳梗塞による片麻痺については、
リハビリをしっかりと行う事で、ある程度の運動機能は獲得できます。

我々フレアスの訪問マッサージでは、機能訓練もしっかりと行っておりますので、
不幸にも後遺症が残ってしまった方には、ぜひお薦めできるメニューとなっています。

機能訓練である程度の運動機能を獲得することで、
ご本人様の心理的ケアはもちろん、ご家族の介護負担の軽減にも繋がり、
ひいては、ご家族の認知症リスクの軽減にもつながるのでは?と感じました。

研究グループは、
「家族全体に着目して認知症のリスク要因を検討することは、
認知症を早期発見し、効果的なケアを提供する重要な視点になる可能性がある」
と締めくくっていました。

この効果的なケアの一翼をフレアスが担えればと考えております。

フレアス在宅マッサージ・鍼灸宇治施術所
所長 村上潤平
TEL:080-8418-0573
mail:uji@fureasu.net
2024年10月11日