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認知症予防に効果的な飲み物はありますか?

緑茶が効果的と言われています!

認知症という病は、年齢の上昇とともに身近な病気になってきます。
65歳以上の約16%、80歳代の後半であれば男性の35%、女性の44%は認知症であると言われています。

そんな認知症ですが、まだ明確な結論は研究結果として出されていませんが、
予防に効果的ではないかと言われている飲み物があります。

それが、「緑茶」なんです。

緑茶の摂取が1日1杯未満のグループに比べ、1日に2-3杯、
あるいは4杯以上のグループでは認知機能の低下リスクが
約30%低下していたという研究結果が発表されています。
つまり、緑茶を1日に2杯以上飲んでいる人では、ほとんど飲んでいない人に比べて
認知機能が下がりにくいという結果なのでした。

緑茶にはお茶特有の苦み成分のもととなるカテキンなどのポリフェノールが豊富に含まれ、
抗酸化作用や抗炎症作用、動物実験ではアミロイドβの蓄積を抑える作用などがあると報告されています。
またお茶類は人との団らん時に飲むことも多く、本研究では検討されていませんが、
社交性の高さが両者の関連性を説明している可能性があります。
したがって、今回の研究結果は、食事や人との社交を通して、習慣的に緑茶を飲むことが、
認知機能の維持に効果的であることを示しています。
(出典:https://www.ncgg.go.jp/ri/advice/46.html「国立長寿医療研究センター」)

ただし、緑茶にはカフェインも多く含まれているので、多量摂取すると睡眠障害を誘発する可能性もありますので、
1日数杯程度を、人とのコミュニケーション時に摂取するのが理想的かと言えます。
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2023年12月29日